ご飯とリゾットは実は同じ!? 実はよく知らないイタリア料理について考える

カルチャー2014年10月07日19時00分配信元:家電チャンネル

年中食べているご飯だが、米にも旬がある。米は秋の味覚なので、9月から10月といまが旬なのだ。ちなみに新米と呼べるのは収穫された年の12月31日までに精米され包装されたものに限られている。

米を日常的に食べるのは日本人ばかり......と思いがちだが実はイタリアも同様。パスタの印象も強いが、それだけでなくイタリアはヨーロッパでも有数の米の生産地なのだ。

日本人とイタリア人には米好きという共通点はあるが、好きなタイプの米は全然違う。そのもっとも大きな違いは「粘り」だ。日本のご飯は粘りがあり、イタリアはない。日本はご飯を炊くが、イタリアはどちらかというと煮るというイメージだと考えると違いがよくわかるだろう。

ということは、米の種類も違うのでは? というのは間違いで、実はイタリアでリゾットに最適だといわれているのは日本と同じ「ジャポニカ米」だ。ちなみに米は大きく3つに分類されジャポニカ米のほかには、「インディカ米」と「ジャバニカ米」がある。

日本でご飯を炊く場合、炊飯器を使う人は多いと思うが、お鍋で炊くときもきっちりと蓋のしまるものを用意する。米にしっかりと水分を吸収させ、ふんわりとしたご飯が出来上がるのが日本流。新米の季節にあわせて、ちまたでも炊飯器の新商品が出回っており、いずれも人気を集めている。

一方、イタリアでは、リゾットを作る際には米も洗わずそのまま炒める。まずは米を炒め、外側を焼き固め、それから煮るのだ。ストックを米がひたひたになるまで入れ、沸騰させながら煮る。ストックがなくなるまで煮ると出来上がり。ストックの風味を米がしっかり吸い込んでいるが、中には固さが残っている......というのが理想のリゾット。

見た目も食感も全然違う、日本のご飯とイタリアのリゾットが同じジャポニカ米だというのも面白いし、こういう知識を持つだけで、イタリア料理にもより興味がわく。

日本と同じく縦に長い地形を持つイタリアは、北の地域と南の地域で食材もよく食べられる料理も違う。どの地域の料理か、これはどう作られているのか、など考えてみればイタリア料理を食べるのもいつもより楽しくなりそうだ。日本でもイタリア料理は人気で、レストランも多い。シェフがイタリアで修行しているお店や、歴史のあるお店など選ぶことも大切だ。そのガイドラインにもなるのが10月25日から開催される「ダイナースクラブ イタリアン レストランウィーク 2014」。これは全国の200店以上のイタリアンレストランが参加している食のイベントで、参加者は定額で有名店の味を楽しむことができるというわけだ。

特に今回のイベントのテーマのひとつは「エッセンツア(L'Essenza)」。つまり本質だ。本物の味が楽しめるということで、食通はもちろん初心者にもオススメだといえる。「イタリア料理ってピザとパスタでしょう」と思っている人もぜひ本物の味を体験してみてはいかがだろうか。

[開催概要]
ダイナースクラブ イタリアン レストランウィーク 2014
会期:2014年10月25日(土)~11月9日(日)
参加店:日本全国のイタリアンレストラン約200店
特別コース:アンティパスト/プリモピアット/セコンドピアット/ドルチェで構成
価格:ランチ 2,000円または5,000円(税・サ込)
   ディナー 5,000円または10,000円(税・サ込)
予約開始:一般予約 2014年10月18日(土
    ダイナースクラブ会員 2014年10月11日(土)※一週間前の先行予約特典

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