「夫が家でゲームばかりしてイライラする」“ゲーマー”夫との付き合い方

恋愛・結婚2014年10月12日19時00分配信元:独女通信

日本には昔から「飲む打つ買う」という言葉がある。その意味はご存知だと思うが、大酒を“飲み”、博打を“打ち”、女を“買う”という、いわば男性の“三大悪行”を言い表したもの。

だが最近、筆者が既婚女性の知り合いから聞く夫の愚痴の中に、それらが当てはまることが減っている気がするのだ。そのかわり増えているのが、これ。

「夫が家でゲームばかりしてイライラする」

飲む打つ買うに比べれば、ゲームくらいいいじゃない? 当事者以外の人はそんなことを考える。独女的視点でも、結婚相手がゲーマーだということで躊躇する人はあまりいないのではないか。何せただ家でゲームしているだけなのだから、別に害も罪もないように感じる。

だがその家族はそうはいかないようだ。

「仕事以外に熱中できる趣味があることはいいことだと思います。ゲームはそれほどお金がかからないし、息抜き程度にそこそこ楽しむのはアリですよ。でもうちの夫はそこそこ程度じゃない。帰宅したら夕飯を食べながらゲームして寝る直前まで続けるし、休みの日はもちろんずっとゲーム……。家にいるのに、いないのと同じ。姿がいつでもみえるからこそ、余計イライラするんです」

そう語るのは結婚2年目のフミさん(32歳)だ。確かにスポーツや買い物等、他の趣味であれば外に出ることも多いだろう。だがゲームは基本家。いつでもそばにいるのに、夫は自分とはまったく別の、ゲームという世界にいるのだ。これなら「だったらむしろ外にいてくれ」と思う気持ちはわからないでもない。

■課金ゲームで月5万円使った夫にブチギレ!

ちなみにゲームといってもさまざまな種類があるが、最近携帯電話などのゲームで増加しているのが、アイテム購入などでお金がかかる“課金ゲーム”。分別がわからない子供が手を出してしまい問題になっているが「うちは夫が課金ゲームで月5万円使ったことがあるんですよ!」と怒り心頭なのが、結婚8年目のショウコさん(39歳)だ。

「びっくりしました。と同時に、激しく怒りました。さすがにこれは夫も反省して『もうしません』と約束してくれました。以来ゼロではありませんが、小遣い程度の課金にとどめています。うちの場合は反省してくれましたが、中には中毒になって止められない人もいるでしょうね。そうなれば離婚もありえます」

またフミさんとショウコさんの共通意見としてやはり「周りに理解されない。話しても『ゲームくらいやらせてあげればいいじゃん』『浮気しているわけじゃないし……』などと軽くあしらわれる」という意見があった。まるで妻が夫のささやかな息抜き時間奪っているような批判をされるというのだ。

■自分は育児に追われているのに、許せない!

だが、現在2歳の子供の子育てをしているアカネさん(40歳)は「子供ができるまでは、私も夫のゲームはそれほど気にならなかったんです。夫も仕事で疲れているんだし、息抜きもいいだろうと。でも子供が生まれたら一変しました」と語る。

「子供がいないときは夫がゲームをやっている間、私は読書をしたりDVDを見たりして、それぞれの趣味を楽しむことができました。でも子供が生まれたら、育児に追われて私の自由時間はほぼゼロ。でも夫は私が育児をしている間も変わらずにゲームをしているわけですよ。しかも夜遅くまでやっているので、ゲームの音で子供の寝かしつけが邪魔されたりする。なんで私だけ? って、日々イライラしています。ちなみに私も働いているので、仕事で疲れているのは同じなのですが……」

夫婦間だけの問題ならまだいいが、そこに“子供” “育児”という要素が加わると、事情は変わってくる。仕事で忙しくて育児に協力的ではないのはまだ仕方がないと納得できるが、家にいるのにゲームで手伝ってもらえないのは確かにイライラするだろう。

■ゲームさえやらせておけば、ほかはうるさく言わない

そんな困った“ゲーマー夫”。解決法はやはり「月並みだけど、ルールを決めること」と語るのが、前述のアカネさん。

「うちの場合はとりあえず『子供が布団に入る20時以降はやめる』『土日は1日8時間以上はやらない』というルールを決めました。今のところはそれを守ってくれているので、とりあえず一時期よりは平和です。やはり闇雲に『ゲームやめて!』とお願いしても、ゲーマーの人には無駄なんですよね。逆にうちの夫もそうだけど、ゲームさえやらせておけば後はけっこううるさくない。ゲーマーはそういうタイプが多いと思うので、そこをうまく利用するのも手です」

現代ならではの新たな男の悪行となりつつある“ゲーマー”。その苦労は結婚してみないと気がつかないことが多いのが厄介だ。もし結婚を考えている人がゲーマーで、将来イライラする日がきてしまったら、それに太刀打ちできるルールづくりが有効なようだ。(橋口まどか)

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