アクアマリンの店長ブログ（ありがとう）

飲食店で食事が終わり、帰る時にイスをテーブルの中にしまう。

食事が終わったときだけではありません。

例えば、トイレなどで一時的に席を離れる際にも、できるだけイスを入れてから席を離れる。

偉そうに言っているこの私も、実はつい数年前まで、それができていませんでした。

ようやく最近、身に付いた習慣です。

エスカレーターや道ばたで、お年寄りが小さな歩幅で、ゆっくりと歩いている。

そんな時に、試されるんです…

イライラする心を抑えて、お年寄りに不要なプレッシャーをかけてしまわないように、少し距離を置いて、こちらもゆっくりと歩く。

エレベーターを降りる時は「開」ボタンを押して、最後に降りる。

とても小さなことだが、それができた時には気持ちがいい。

車を運転している時に、右折しようと待っている人がいたら、スピードを緩めて止まり右折させてあげる。

交差点で、どちらが先に行くか相手とお見合いになったなら、相手に先を譲る。

相手の方が頭を下げ、感謝の意を表してくれるのを見ると、こちらまでもが嬉しくなります。

誰かに何かをしてもらった時は、「すみません」と謝るのではなく、「ありがとう」と感謝を伝える。

「ありがとう」と言うのが恥ずかしくて、いつも「すみません」と謝ってばかりいませんか？

それは自分自身の体裁を繕う言葉であり、感謝の言葉ではありません。

自分が恥ずかしいことよりも、相手に喜んでもらうことを優先すればいいだけなのです。

そう気付けば、「ありがとう」という言葉を多く使うようになると思います。

かつての私は、このような道徳的なことは、仕事とはまったく関係ない、と思っていました。

しかし、そうではない、とここ数年で気が付きました。

これらは仕事と関係するのです。

いや、仕事と直結しているんです。

エレベーターを降りる時に我先にと進む人は、仕事の場面でも自分の権利をまずは主張するでしょう。

良き行動をするほどに、私たちのエネルギーは高まっていきます。

自分のことが少しずつ好きになります。

自分という存在を認められるようになっていきます。

すると、揺るがなくなっていきます。

自分の決断に対して自信がついてくるようになるんです。

今日も貴女からのご連絡待ってまーす(*^^*)