初心者
本日のネタ:性病について
コロナの感染が話題となっておりますが、コロナ禍でも性病の患者数は減ってないと言う事をご存じでしょうか?
ソーシャルディスタンスを言われている時代で、性病患者の増加、特に梅毒などはどの都道府県でもHPで警告と無料の検査を行っております。
それぐらい、本気で各自治体が性病を減らそう取り組んでます。
性病が減らない原因として、間違った性への知識と男性の性病の意識の低さにあります。
性病の感染者数と男女比率のデータで言いますと
性器クラミジア感染症
総数27,221
男性13,947
女性13,274
性器ヘルペスウイルス感染症
総数9,413
男性3,520
女性5,893
尖圭コンジローマ
総数6,263
男性4,113
女性2,150
淋菌感染症
総数8,205
男性6,467
女性1,738
梅毒
総数6,642
男性4,387
女性2,255
資料:「感染症発生動向調査」平成31年/令和元年
と比率では男性の方が圧倒的に患者数が多いです。
性病検査に関しては風俗従事者の多い女性は定期的に行っているので女性の方が圧倒的に多いはずなのですが、患者数は男性の方が多いと言う事は男性の意識が変われば減少していくのだと思います。
それではそれぞれの病気の特徴を
クラミジア感染症
現在日本で感染している人が、最も多いと言われているのが「クラミジア感染症」です。
検査を受けずに放置してしまい、長い期間クラミジアの感染に気が付いていなかった人もいるみたいです。
性病の中でも比較的感染しやすく、性行為時の感染率が約50%もあります。
感染の潜伏期間は、数日から5週間程度ですが、感染の機会から24時間後から精密検査を受けることができます。
症状 男性:尿道の違和感や排尿痛などの症状が出ますが、無症状のことも多いです。 女性:おりものの変化や下腹部痛などの症状がでます。無症状のことも多いです。
性器ヘルペス
性器ヘルペスも感染力が非常に強い性病ですので、性行為以外でも感染する可能性はあります。 感染している人が利用した、「タオル」「トイレの便座」などでも感染例が報告されています。
またヘルペスのウイルスを持っている人は結構多いのです。ウィルスのタイプによって違いますが、1型で60%くらい、2型で10%くらいはいます。でも感染したすべての人に症状が出るわけではありません。感染しても8割ほどの人は症状が出ないと考えられています。
性行為時の感染率は約10%になります。
性器ヘルペスの潜伏期間は潜伏期間は5~10日です。症状が現れない場合もありますので注意しましょう。
性器ヘルペスの6〜7割は再発なので、再発対策が重要になります。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマに感染すると、HIV感染率が10倍以上高まるという報告もあります。尖圭コンジローマの人と性交をしてしまうと60%~80%の確率で感染します。
手足に出現するいぼとは違い、先が尖っているのが特徴になります。 感染してから腫瘤が出現するまでの潜伏期間は、平均で3ヶ月になります。
淋病
淋病は感染者とのたった一度の性行為でも感染するほどの感染力を持っている性病の一つと言われていて、その感染率は約30%ほどあると言われています。
淋菌の特性上、感染する理由のほとんどが性行為による接触感染です。
また淋菌は性器に感染するだけでなく、オーラル○ックスなどで咽頭(のど)にも感染します。
淋菌に感染しても自覚症状がない場合も多く、感染者が気づかずに性行為を続けてさらに病気が拡大してしまうという問題もあります。
男性、女性ともに発見が遅れてしまう性病の一つです。
淋病の潜伏期間については2~ 7日といわれています。
尿道に細菌が感染した人のうち約50%は症状が出ないと言われており、咽頭の感染においては約90%の人は症状が出ないと言われております。
淋病の感染率は一回の行為で約30%とかなり高く、尿道や咽頭に症状が無い場合でも他人に感染させる状態なので、他の人へと感染が広がりやすい性病です。
梅毒
梅毒は初期症状が出ない(無症候性梅毒)ということもあるので、感染に気づかないまま新たに性行為をしてしまい、重複感染のリスクを上げてしまうということがあります。 また、クラミジアやヘルペスなどの他の性感染症に感染していると、粘膜組織が弱ってしまうため、HIVや梅毒の感染リスクは数段高まります。HIV・梅毒と他の性感染症も重複感染が多いのです。
梅毒は一度、感染→治療→治癒したとしても、再び感染する可能性があります。
感染した人の血液中には一定の抗体がありますが、再感染の予防ができるわけではありません。
感染から1年未満の梅毒患者と、性交渉した際の感染率は約15%~30%と推定されています。
と性病について簡単にまとめてみましたが、性行為を行う場合は相手が感染者だった場合50%の確率でなる可能性があると言う事です。
AVの男優さんは2週間に1度の頻度で性病検査を行っております。
風俗店で働くほとんどの子も2週間から一ヶ月に1度の頻度で性病検査を行っております。
風俗店を利用するお客様が同じくらいの頻度で性病検査を行い、性病だった場合は治療に専念していただければ、性病はかなり減ると思います。
現に、性病にかかった人の割合で多いのは風俗店を利用したことがある人というデータもあります。
そして、風俗で働こうと考えている女性の方も、現在働いているという方も定期的に性病検査を受けるようにしてください。
無症状だから受けなくて良いと言う事はありません。
無症状なだけや発症していないだけで、菌が潜んでいる可能性があります。
男性にも、女性にも、検査をしたことがないというのはとても危険なことです。
潜伏期間が長いものや自覚症状がなかなか出ない性病もあります。
気が付いたらひどいことになってしまい、治療に時間がかかったり、治療費も早期発見よりも当然多く出費することになりますし、周りに被害が出てしまいます。
特に女性の場合は治療に長期間掛かり、働きたくても働けないとなると、新たな仕事を探したり、生活が不安定になる事もあるかと思います。
特に、コロナに感染すると免疫力が落ちて潜伏していた性病にもかかりやすくなります。
また、性病になっても免疫力が落ちてコロナに感染しやすくなります。
もちろん、他の病気にもです。
健康に過ごしたいのなら性病を侮らないで、風俗を利用するなら、また風俗で働くなら定期的な性病検査を心掛けるようにお願い致します。